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将来宇宙輸送S、液体メタンエンジン燃焼試験に成功

2025年4月18日 (金)

調査・データ将来宇宙輸送システム(東京都中央区、ISC)は16日、小型ロケット離着陸試験「ASCA hopperミッション」において液体メタンエンジンの燃焼試験に成功したと発表した。このエンジンは推進剤に液体メタン、酸化剤に液体酸素を使用するもので、国内民間企業としては4社目の成功例となる。

同社は2024年9月の初回試験では着火に至らなかったが、原因究明と対策を講じた後、今年3月12日から18日まで愛知県碧南市で実施した試験で成果を得た。試験では着火シーケンス中の推進薬流量とバルブ開閉タイミングを変更し、計6回の試験を実施。最終的に燃焼時間8.3秒、推力4.3キロニュートンを達成した。

ISCは今回の成果を踏まえ、小型衛星打上げ機「ASCA 1」や有人宇宙輸送機「ASCA 2」といった再使用型ロケットの開発能力向上を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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