米ユニオンパシフィック鉄道が記念機関車を運行

ロジスティクス米ユニオン・パシフィック鉄道は4月30日、アーカンソー州ノースリトルロックで、エイブラハム・リンカーンを記念した新たな機関車「No.1616」のお披露目式を行った。

▲機関車「No.1616」（出所：ユニオン・パシフィック鉄道）

この記念機関車は、1862年にリンカーン大統領が署名した「太平洋鉄道法」により設立されたユニオン・パシフィック鉄道の歴史的背景を称えるものである。式典には、アーカンソー州副知事、ノースリトルロック市長のほか、リンカーン大統領財団名誉会長らが出席した。

No.1616の塗装は、リンカーンの時代を象徴する色合いで仕上げられ、1869年にユタ州プロモントリー・サミットで初の大陸横断鉄道完成を記念した「ゴールデン・スパイク」式典に登場した機関車「No.119」へのオマージュとなっており、塗装作業は、ユニオン・パシフィックの従業員によって行われた。

この機関車は、ユニオン・パシフィックの23州にわたる運行地域で、移動大使としての役割を果たす予定である。初の公開展示は、5月10日にオレゴン州ポートランドのオレゴン鉄道遺産センターで開催される「ナショナル・トレイン・デー」に予定されている。今後の展示スケジュールについては、ユニオン・パシフィックの公式ウェブサイトやSNSで発表される予定である。

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LOGISTICS TODAY編集部
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