イクヨ、定款変更で新規事業進出図る

M&Aイクヨは30日、定款の一部変更を発表した。28日に開催した取締役会で「定款一部変更の件」を決議した。6月26日に開催する予定の第86回定時株主総会で議案として付議する。定款変更の効力発生日も同日を予定する。

同社は今回、事業の多角化に対応するため、事業目的事項を追加する。新たな定款案では「ゴム製品、合成樹脂製品、金型その他工業製品の製造、加工および販売」「不動産の売買・斡旋」「産業廃棄物の再生処理業及び再生加工業」をはじめ、「投資業務」「企業経営、資産運用、知的財産、資本政策、M&A等に関するコンサルティング、アドバイザリー、マーケティングリサーチ、業務委託および仲介・斡旋業務」を目的に加える。

さらに、「食料品、飲料、酒類、医薬品、衣料品、家庭用品、日用雑貨用品、化粧品、玩具、電気製品等の輸出・輸入、ならびに卸売、小売等の販売、貿易業務」、「古物の輸出入、卸売及び販売」、「木材、竹、石材、鉱石、石炭、木炭、鉄鋼材、非鉄金属材料、合成樹脂、砂、セメント、紙、ガラス、化学製品、工業用材料その他各種資材の輸出入、販売、加工および関連事業」、「資源の有効な利用の促進に関する法律その他関連法令に基づく指定再資源化製品の回収・再資源化事業」、「EV重機、建設機械、自動車関連部品、スマートデバイス、資源・環境資材、難燃剤、機能建材、石油製品、高機能素材、機能化学品、合成樹脂、電池材料、炭素製品、難燃助剤等の輸出入、販売およびリース業務」、「広告業、広告代理業及びマーケティング業務」、「持株会社としてのグループ経営の統括およびその子会社の経営管理」、「損害保険代理店業及び生命保険の募集に関する業務」、「自動車、二輪車および中古自動車の販売、リース、修理、整備、カスタマイズ、板金塗装、輸出入ならびにそれらに関する部品・用品・関連機器の企画、販売およびリース業務」、「自動車の運転者および車両管理者の派遣、自動車運転代行業、一般貨物自動車運送事業、ハイヤー・タクシーの業務、カーシェアリングおよびレンタカー事業」など、計16項目を目的とする。

今回の定款変更で、同社は幅広く新規事業へ参入できる体制を整える。

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LOGISTICS TODAY編集部
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