イベント物流博物館(東京都港区)は、6月のマンスリー上映会の内容を発表した。開催は6月22日。上映時間は13時30分から14時25分までと、15時から15時55分までの2回。いずれも事前予約は不要で、各回定員15人。参加費は無料だが、別途入館料が必要。
上映作品の1本目は「物のながれ」(1949年、白黒、20分)。日本通運が企画し、日本映画社が製作した作品で、占領下日本の輸送事情を記録した貴重なフィルムである。鉄道などの「大運送」に対し、駅や港などから先の輸送を担当し輸送全体をコーディネートした「小運送」の姿を描いている。日本通運が半官半民だった最後の年に製作されたPR映画としても価値が高い。
2本目は「この変貌の日に」(1970年、カラー、22分)。日本通運が企画し、電通・電通映画社が製作した。高度経済成長期の新しい変化に富んだ時代に対応した、日本通運の陸海空の輸送の姿を概観した作品である。コンピューターによる情報に基づく輸送のシステム化の例や、輸送手段の組み合わせによる輸送のシステム化の例など、さまざまな輸送業務を紹介している。
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