
▲広島テクノパーク統括工場事務所屋上への設置風景(出所:アクティオ)
サービス・商品アクティオ(東京都中央区)は9日、災害時の迅速な復旧・復興支援を目的に、広島テクノパーク統括工場(広島県東広島市)に衛星通信サービス「Starlink Business」のアンテナを設置したと発表した。
同工場は中国四国地区における総合整備工場、物流拠点で、緊急避難道路からのアクセスが良好な位置にある。自動倉庫や塗装ロボットを備え、省力化が進む一方、停電時にも非常電源や井水設備によりライフラインの維持が可能な施設となっている。BCP体制も構築されており、災害時の通信障害に備えて衛星通信によるインフラ確保が狙い。
設置された「Starlink Business」は、通信インフラが遮断された場合でも、インターネット接続を維持し、業務システムへのアクセスや行政との連絡を可能にする。今後は工場を地域住民に開放し、防災拠点としての役割も担う方針で、物流機能と地域レジリエンス向上の両立を図る。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com