ヒガシマル、日清オイリオの子会社を買収

M&Aヒガシマルは24日、日清オイリオグループで水産用飼料の製造・販売などを手掛ける日清マリンテックの株式を取得し、子会社化することで最終合意に達し、同日株式譲渡契約を締結した。

日清マリンテックは1990年6月、稚魚の生産販売を目的に日清製油（現日清オイリオグループ）の子会社として設立、主に東日本を中心に水産用種苗の生産販売のほか、海産稚魚用の初期配合飼料を生産販売している。

今回の株式買収により、ヒガシマルの営業基盤の弱い中部から東北、北海道地方にかけての営業を強化できるほか、比較的低水温地帯といわれている東日本の魚介類の種苗生産の研究開発、水産用配合飼料の販売など、営業の充実を図り、グループ収益力の向上、事業基盤の確立を目指す。株式譲渡日は2011年1月24日。