日本生協連6月供給高、米価格上昇で宅配客単価増

調査・データ日本生活協同組合連合会（日本生協連）は22日、全国60の主要地域生協での6月度の供給高（売上高）速報を公表した。全体の供給高は2420億4600万円で、前年同月比3.1％増となった。

供給高の内訳は、宅配が1594億9000万円で全体の65.9％を占める。店舗での売り上げは780億7900万円で、32.3％だった。そのほかの灯油の販売や葬祭事業などは44億6500万円で1.8％だった。

宅配の供給高は前年比2.9％増で、このうち個別配送（個配）は1261億2500万円で、同4.0％増だった。利用人数は前年に届かなかったものの、米価格の上昇が客単価を押し上げている。

店舗での供給高は同3.4%増で、客数、客単価ともに前年を上回った。米は、価格の安い備蓄米を扱い始めた影響で単価は下がる傾向にあるが、販売数は増加し、前年同月比で供給高が伸びた。そのほか、畜産や惣菜、日配、加工食品、菓子飲料が前年を上回った。

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