AZ-COM丸和1Q、3PL・輸配送とも好調で増収増益

財務・人事AZ-COM丸和ホールディングスが2日発表した2024年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同月比16.1％増の475億2800万円、営業利益が同55.9％増の37億4500万円、最終利益が22.3％増の21億1700万円と大幅な増収増益となった。

ラストワンマイル事業では、配送エリアと稼働台数の拡大、自転車などの新たな輸送モードへの取り組みにより、売上高は9.8％増。EC（電子商取引）常温輸配送事業も、全国向け幹線輸送の増加で売上高は11.6％増となった。

3PLの3事業はいずれも好調。EC常温3PLは、大型物流センターの通期稼働と新規物流センターの開設に加え、2022年6月に子会社化したM・Kロジ（福岡市宇美町）が寄与し、売上高は36％増と大幅な増収だった。低温食品3PLは、前期に開設した物流センターの通期稼働や既存取引先のスーパーマーケットの業務拡大により、売上高は11.3％増。医薬・医療3PLは、主要取引先のドラッグストアをはじめとする既存取引先で出荷物量が増加し、売上高は6.7％増だった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比12.5％増の2000億円、営業利益が同19.7％増の136億円、最終利益が12.5％増の87億5000万円を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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