荷主今治造船(愛媛県今治市)は2日、グループ会社のしまなみ造船で建造した4万載貨重量トン型ばら積み運搬船「KEN FOREST」を引き渡したと発表した。
新船はセミボックス形状のホールド構造を採用し、5ホールド・5ハッチで高比重貨物の隔倉積みに対応する。石炭や鉱石に加え、長尺物やコイル、穀物など多様な貨物輸送が可能となっている。

▲ばら積み運搬船「KEN FOREST」(出所:今治造船)
クロスデッキ上には4基のデッキクレーンを備え、貨物倉には省スペース型のハッチカバーを装備した。主要寸法は全長182.93メートル、幅31メートル、深さ15メートルで、載貨重量は4万99トン、総トン数は2万5253、航海速力は14ノット。環境面ではMARPOL条約規則に適合する機器を搭載し、二酸化炭素排出規制のフェーズ3要件を先取り。さらにバラスト水処理装置やシップリサイクル条約に基づくインベントリリストも装備し、高効率プロペラや省エネ付加物の採用で推進性能を高めている。
環境面では、MARPOL条約の規則を満たす機器を搭載し、二酸化炭素排出規制でフェーズ3要件を先取りした。さらにバラスト水処理装置やシップリサイクル条約に基づくインベントリリストも装備。高効率プロペラや省エネ付加物の採用により推進性能を高めている。
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