調査・データ財務省が17日に発表した8月分貿易統計(速報)によると、輸出総額は8兆4252億円で、前年同月比0.1%減となった。輸入総額は8兆6677億円で同5.2%減。差引収支は2425億円の輸入超過だった。
特に対米国の輸出額は13.8%減の1兆3855億円で5か月連続の減少となった。このうち自動車の輸出額は28.4%減と大幅に落ち込み、全体の自動車輸出額も7.9%減となった。背景には、米トランプ政権が4月に日本から輸入する自動車に25%の追加関税を課し、関税率を27.5%に引き上げた影響があるとみられる。
なお、米政府は16日付で日本から輸入する自動車の関税率を27.5%から15%に引き下げたが、自動車部品に新たな関税を課す可能性についても示唆しており、依然として不安定な状況が続いている。
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