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荷主常石造船（広島県福山市）は22日、フィリピン拠点のTSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES（CEBU）で建造したKAMSARMAX型バルクキャリアを9月2日に引き渡したと発表した。
同船は、ギニアのカムサ港に入港可能な最大サイズを基準にした新カテゴリー「KAMSARMAX」に属する。同社が独自に開発した主力船型で、燃費性能や積載効率に優れ、累計400隻を超える引き渡し実績を持ち、カテゴリーシェアで首位を維持している。設計面では浅喫水化とエアドラフトの抑制を両立し、主要港への対応範囲を広げている。
完成した船舶は全長229メートル、幅32.26メートル、深さ20.15メートルで、載貨重量は8万2400トン、総トン数は4万4000となる。
▲KAMSARMAX型バルクキャリア（出所：常石造船）
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