ロジスティクスSUS(静岡市駿河区)は1日、自社製アルミ製品の再資源化を進める「アルミリサイクル便」を本格始動すると発表した。納品後の自社便で不要となったアルミフレームやダイカストパーツを引き取り、自社工場で溶解・再生する一貫体制を活用した水平リサイクルの取り組みで、資源循環とCO2排出削減を図る。

▲便配送を利用し不用材を引き取り(出所:SUS)
サービスでは、納品後の空き荷台を利用して効率的かつ環境に配慮した引き取りを実施する。回収時にはその場で計量し証明書を発行、重量と市場価格に基づく買い取り価格を後日通知し、次回注文時の値引きや製品交換を行う。端材など状態を問わず引き取り、分別と鋳造技術により品質を保った再生を可能とする。

▲分別・保管に便利な回収ボックス貸し出し(出所:SUS)
再生アルミの製造に必要なエネルギーは、新地金の3%とされる。同社は製造から配送、引き取り、再生までを一貫して担う仕組みを構築し、脱炭素社会への移行や物流効率化に寄与する。
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