サービス・商品霞ヶ関キャピタルは4日、子会社のX NETWORK(クロスネットワーク、東京都千代田区)が、1パレットから予約できる冷凍幹線輸送サービスを開始したと発表した。既存の冷凍保管サービス「COLD X NETWORK」に輸送機能を加え、定期運行する冷凍トラックの空きスペースを複数の荷主で共同利用する仕組みを構築した。現在は所沢-仙台間で提供しており、今後、対象エリアを拡大する。
新サービスでは、冷凍幹線輸送便の空き状況をウェブ上で確認し、希望する便を選択して24時間予約できる。従来は車両単位のチャーター輸送が中心だった冷凍貨物について、小口貨物でも車両1台分の費用を負担せずに輸送できるようにする。予約の締め切りは出発日の2営業日前の12時まで。
料金は1パレット当たり1万5000円(税別)で、1便につき最大16パレットまで受け付ける。輸送温度はマイナス18度。貨物の規格は幅・奥行き各1.1メートル、高さ1.35メートル以内(パレットを含む)で、重量は1パレット当たり600キロ以内とする。
貨物管理には予約時に発行するQRコードを活用する。入庫時に作業員がスマートフォンでコードを読み取り、貨物の写真とともに入庫データにひも付けることで、搬入から引き渡しまでの情報を一元管理する。
冷凍・冷蔵輸送は季節による需要変動が大きく、少量貨物でも車両単位での手配が必要になる場合がある。一方、既存のトラックには未利用の積載スペースが生じており、輸送力の有効活用が課題となっている。同社は定期便の空きスペースを可視化し、小口貨物の共同輸送を促すことで、積載効率の改善と荷主の輸送コスト削減を図る。
11月中の出発便については、初回利用や利用回数を問わず、通常料金を半額の1パレット当たり7500円(税別)とするキャンペーンを実施する。X NETWORKは2024年11月からウェブ完結型の冷凍保管サービスを展開しており、今回の幹線輸送サービスの追加によって、保管と輸送を組み合わせた冷凍物流事業を拡充する。
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