ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

玉井商船、貸船シフトで上期営業益5.2倍

2026年11月4日 (水)

財務・人事玉井商船は4日、2027年3月期中間期(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比16.0%増の28億円経常利益は前年同期の4700万円から6億円、最終利益は6.3倍の4億円となった。外航ドライバルク船の市況上昇に加え、貨物輸送から短期貸船への一部切り替えや円安が収益を押し上げた。

外航海運事業の売上高は18.3%増の22億円、営業利益は3.1倍の8億円となった。北米からの輸入穀物や南米からの水酸化アルミの輸送を手がける一方、一部の船舶を短期貸船に振り向けた。市況の改善や円安による収入増に加え、貨物輸送から貸船への切り替えに伴う運航費の減少が利益を押し上げた。

外航ドライバルク船市況は7~9月に太平洋を中心に上昇した。東アフリカや中国の港湾で滞船が増え、船舶の回転率が低下したことで船腹需給が引き締まった。中東や黒海からの輸送が滞るなか、調達先の多様化に伴う輸送距離の長期化も市況を下支えした。

内航海運事業の売上高は10.2%増の5億円だったが、営業利益は10.1%減の6200万円となった。水酸化アルミなどの輸送で運賃改定や燃料油価格に連動するサーチャージが収入を押し上げた一方、船員費の増加や入渠工事に伴う費用が利益を圧迫した。

8月に公表した中間期業績予想との比較では、売上高が1億6900万円、営業利益が1億4400万円、経常利益が1億2900万円、それぞれ上振れた。為替相場が想定の1ドル157円に対し、7~9月の実績で160.08円と円安に推移したことも増益要因となった。

通期の業績予想は据え置き、売上高57億円、営業利益8億2000万円、経常利益8億4000万円、最終利益5億6000万円を見込む。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。