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東京汽船、東京湾フェリーと横浜貿易ビルを合併

2025年10月2日 (木)

M&A東京汽船(横浜市中区)は1日、連結子会社の東京湾フェリー(神奈川県横須賀市)を存続会社とし、持分法適用非連結子会社の横浜貿易ビルを消滅会社とする吸収合併を、ことし11月末を期日として実施すると発表した。あわせて、両社の少数株主が保有する株式を購入し完全子会社化した。

東京湾フェリーは、アクアライン通行料の値下げや新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、長期的に利用客が低迷し、債務超過状態が続いていた。両社を完全子会社化のうえで合併を行うことで、債務超過の解消とカーフェリー事業の航路維持、サービス向上を図るとしている。

今回の合併により、消滅会社の横浜貿易ビルが保有する土地・建物の所有権は東京湾フェリーに移転。これらの資産はことし12月末を目途に売却される予定で、東京湾フェリーは75億円の固定資産売却益を計上する見込み。これにより債務超過であった東京湾フェリーは、26年3月期第3四半期連結会計期間で50億円の当期純利益を計上し、債務超過が解消される見通しとなっている。

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