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イベント北海道運輸局は、北海道と札幌地区トラック協会と共催で、21日と24日の2日間、高校生を対象にした「物流施設体験会」を開催する。物流業界の重要性と現場の最前線を直接体験することで、将来を担う若者たちの業界への関心を高めることが狙いだ。
21日は、北海道札幌東商業高等学校の流通経済科2年生76人が参加予定。午前は札幌市の北海道コカ・コーラ札幌工場を訪れ、高さ31メートル、2万棚を誇る立体自動倉庫のスケールや製品の自動搬送工程を見学する。午後は北広島市のイオン北海道RDCを訪問。延床面積約5万平方メートルの物流センターで、物流業務の自動化、省力化がどのように実現されているかを学ぶ。
24日には、北海道札幌国際情報高等学校のグローバルビジネス科1年生120人が、石狩湾新港の物流拠点を訪問する。学生たちは30人ずつ4班に分かれ、東洋水産の冷凍物流倉庫、エース（北海道石狩市）の無人フォークリフトによる自動倉庫、花畔ふ頭でのガントリークレーンによるコンテナ荷役の様子などを見学。加えて、物流企業経営者や行政関係者による講義も受講し、「物流のやりがい」「強みの見つけ方」「国際物流の現場」など、多角的な視点から業界を理解できる内容となっている。
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