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M&A西華産業は27日、塗装機械や精密洗浄装置などを手がける旭サナック（愛知県尾張旭市）の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。株式譲渡の実行は12月1日を予定している。
旭サナックは、国内外の製造業向けに塗装・圧造・コーティング装置を供給する機械メーカー。西華産業とはこれまで、ドイツとタイでの合弁会社設立を通じて事業協力を進めてきた。2025年5月期の売上高は141億6100万円、営業利益は16億8500万円。
今回の子会社化により、西華産業は機械総合商社としての販売網や事業開発のノウハウを生かし、旭サナックの製造・技術基盤と融合させてシナジーの最大化を図る。製造装置や生産ライン関連分野での事業拡大を通じ、ものづくり産業の高度化に対応する体制を強化していく方針だ。
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