サービス・商品上海合合信息科技(イントシグ・インフォメーション、中国)は2日、AI文書処理自動化ソリューション「INTSIG DocFlow」を活用した貿易・通関業務の効率化と導入事例を発表した。インボイスやパッキングリスト、船荷証券、原産地証明書などから必要情報をAIで抽出し、複数書類の照合から既存システムへのデータ連携までを支援する。大手海運企業の導入事例では、書類確認時間を従来の15-30分から2分以内に短縮した。
貿易実務では書類を電子化しても、品名や数量、重量、金額などの転記や、インボイスと船荷証券など複数書類間の照合作業が残る。さらに、発行元によって書式が異なるほか、PDFや画像、Excel(エクセル)、Wordなど複数形式と日本語、英語、中国語などが混在することが処理の負担となっている。
DocFlowは文書処理に特化したAIモデルを使い、文字だけでなくレイアウトや表の構造、項目名、周辺の文脈を解析する。非定型帳票から貨物情報や数量、重量、輸送情報などを抽出・構造化し、書類間の不一致や必要情報の欠落を確認する。書類の受領、案件別の仕分け、情報抽出、照合、基幹・通関関連システムへのデータ連携までを一連の業務フローとして構築できる。
大手海運企業では、貨物明細や船荷証券、インボイス、契約書などの処理に導入し、手作業工程を80-90%削減したという。対象書類のフィールド認識率は90%以上だった。イントシグは今後、日本の輸出入企業や物流企業、通関業者、フォワーダーを対象に技術検証を進め、貿易書類処理の自動化を提案する。
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