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三菱ロジスネクスト、米州不振で通期下方修正

2025年11月7日 (金)

財務・人事三菱ロジスネクストが7日発表した2026年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比3.3%減の3177億4000万円、営業利益は同48.0%減の80億3800万円、最終損益は7億1000万円の赤字(前年同期は99億7300万円の黒字)と赤字転落した。

国内事業は受注が堅調だったものの、一部製品の商流変更により売上高は1.9%減の928億1200万円。北米向けノックダウン部品の減少も響き、セグメント利益は38.6%減の10億3300万円だった。海外事業は欧州・アジアで増収となったが、米州の落ち込みを補えず、売上高は3.9%減の2249億2800万円。米州では関税政策による景気の不透明感や競争激化を背景に、受注確保のための販売コストが増加し、利益は49.1%減の70億400万円にとどまった。

また、北米でのエンジン認証遅延に伴う偶発損失が想定を上回り、特別損失として32億5000万円を計上。これを受け、通期予想を下方修正した。売上高は前回予想比150億円減の6350億円、営業利益は100億円減の140億円、最終利益は100億円減の10億円とした。主力の米州では、関税232条の拡大適用による需要鈍化が続き、販売価格への転嫁が進みにくい状況が続いている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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