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ブルーヨンダー、需給計画システムを拡張

2025年12月4日 (木)

サービス・商品ブルーヨンダー(米国)は2日、需要・供給計画ソリューションの機能を拡張すると発表した。サプライチェーン全体での意思決定と協働を高め、計画精度と効率の向上を図る。

ソリューションは在庫フローや在庫配置を最適化しつつ、物流・倉庫・サプライヤー制約を考慮して計画を構築する。クラウド基盤上でリアルタイムのデータ連携が可能で、複数部門間の情報を統合し、在庫・需要・製造工程を一体的に判断できる点が特徴とされる。AI(人工知能)データクラウドを活用することでデータの分断を解消し、計画業務を統合的に運用する仕組みを備える。

今回の拡張では、リアルタイムイベントを基に最適な計画修正案を自動提示するシナリオ計画機能を強化した。さらに、在庫過多や賞味期限管理、属性別計画、複雑な部品構成に対応するアルゴリズムを追加し、納期精度向上や在庫廃棄の低減につなげる。計画担当者向けには、需給の不一致や潜在的問題を抽出し改善案を示すAIエージェントを搭載し、代替調達や需要調整の判断を支援する。

加えて、ネットワーク全体での協働計画を可能にし、在庫調整、輸送経路変更、代替サプライヤー手配、能力再配置を即応的に行える仕組みを整えた。温室効果ガス排出量や廃棄量を分析する機能も提供し、計画立案における環境負荷を把握できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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