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郵便ポスト返却のリユース梱包を食品ECに導入

2025年12月8日 (月)

▲シェアバッグサービス(出所:comvey)

サービス・商品comvey(コンベイ、東京都中央区)は8日、郵便ポストに返却できるリユース梱包「シェアバッグ」を、自然栽培米・有機栽培米専門店 Natural Farmingの公式EC(電子商取引)サイトで提供開始したと発表した。

シェアバッグは、従来の段ボール梱包と比較して10回の配送でCO2排出量を85%以上削減できる点が特徴で、50-100回のリユースが可能とされる。消費者は商品ページで梱包方法としてシェアバッグを選択でき、配送後はバッグを折り畳んで郵便ポストに返却するだけでよい。返却が確認されればクーポンが付与される仕組みだ。comveyに戻ったバッグはクリーニングや修繕の後、再びEC事業者へ提供される。

Natural Farmingを運営するReplow(リプラウ、東京都港区)は、梱包ごみや輸送に伴うCO2排出の課題を抱えていた。段ボール使用を避けることが難しい一方で、ごみ削減を継続的に進める必要があるとして、今回の導入を決めた。シェアバッグの活用により、資源削減と環境負荷低減に寄与する。

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