荷主北越コーポレーションは10日、特殊紙の価格を改定すると発表した。対象は特殊紙で、値上げ幅は現行製品価格の10%以上となる。実施時期は2026年2月1日出荷分からとしている。
同社によると、昨今の世界情勢に伴う不確実性に加え、原燃料価格の高止まりや物流費、設備メンテナンス費用の増加が続いている。また、働き方改革に伴う人件費上昇や、人手不足の深刻化も業績を圧迫しており、企業努力だけではコスト上昇分を吸収できない状況になっているという。
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