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調査・データHacobu（東京都港区）は11日、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」が2024年度のバース管理システム市場において拠点数シェア57.2％となり、6年連続で首位を記録したと発表した。デロイト トーマツ ミック経済研究所の調査結果に基づくもので、同年度の拠点数成長率は前年比250％だった。
MOVO Berthは物流センターや工場での入場予約・入退場受付を管理し、荷待ちや荷役時間の削減、生産性向上を支援するサービス。全国では3万7000超の物流拠点で利用されており、主要物流拠点の30％に相当する。月間トランザクション数は300万件を超え、登録ドライバーID数は80万人を上回る。直近1年間の稼働率は99.99％で、重大な停止は発生していないという。継続利用率は99.8％とされる。
背景には、25年4月施行の改正物流効率化法がある。同法により荷主企業には荷待ち・荷役時間の短縮が努力義務化され、26年4月以降は特定荷主に対し中長期計画の策定と定期報告が義務付けられる。
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