
▲東北生産・物流センター外観(出所:大和ハウス工業)
拠点・施設大和ハウス工業は11日、東京エレクトロンテクノロジーソリューションズの「東北生産・物流センター」(岩手県奥州市)が完成し、11月21日に竣工式が行われたと発表した。同社として初めて、半導体製造装置の生産機能と物流倉庫を同一施設に統合した拠点で、稼働開始は2026年4月を予定。サプライチェーンの効率化と国内生産基盤の強化を狙い、上流の製造から出荷までを一体運用する体制を整える。
建物は地上4階建て、延床面積は5万8000平方メートル。24年3月に着工した。独自開発の免震装置「DKB弾性すべり免震支承」を採用し、半導体生産に求められる高い耐震性と事業継続性を確保した点が特徴だ。
所在地は新工業団地「江刺フロンティアパークII」内で、広域交通アクセスの利便性を生かし、部材調達から製品出荷までの物流動線を最適化する。主要用途は熱処理成膜装置・枚葉成膜装置の製造と関連する物流業務。半導体供給網の強靭化が求められるなか、生産と物流を一体化した同拠点は国内製造業の競争力向上にも寄与する。
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