ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

CADDi、米部品メーカーの情報収集を省力化

2026年7月29日 (水)

調査・データキャディ(東京都台東区)は29日、米Tier1自動車部品サプライヤーのニートン・オート・プロダクツ・マニュファクチャリング(NAPM)が、製造業AI(人工知能)データプラットフォーム「CADDi」を導入し、40年分・14万件以上の設計・品質・調達データを一元化した結果、情報収集にかかる工数を最大70%削減した事例を公開した。

NAPMは、多品種の自動車部品を設計・製造する企業で、40年にわたり蓄積した設計・生産データを複数の共有ドライブやフォルダで管理していた。このため、最新版図面や仕様書の検索、部門間の情報共有に多くの手作業を要し、エンジニアや品質管理担当者が情報収集に多くの時間を費やしていた。また、調達部門では過去の部品や価格情報を見積評価に十分活用できず、戦略的な調達活動の妨げとなっていた。

(出所:キャディ)

CADDi導入後は、PLMやERPのデータに加え、手書きメモを含むスキャン書類など14万件以上のデータを単一のプラットフォームへ集約。エンジニアリング、品質管理、調達に関する情報を横断的に活用できる環境を整備した。

その結果、エンジニアの情報収集工数は40-70%削減され、品質管理部門では情報収集時間を約50%短縮した。図面や設計メモ、品質管理シートを一元的に参照できるようになり、根本原因分析にも迅速に着手できるようになった。利用者数も導入当初の30人から85人へ増加し、社内での活用が広がっている。

今後は、設計図面と見積もり・調達情報を連携させ、過去の類似部品データを基に価格の妥当性を客観的に判断できる体制を構築するほか、サプライヤーや部品データの登録範囲を拡大し、調達業務の負荷軽減と戦略的ソーシングの強化を進める。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。