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ソニーなど県内工場が相次ぎ停止、令和8年熊本地震

2026年7月29日 (水)

荷主令和8年熊本地震の影響で、熊本県内を中心とする製造拠点で生産停止や安全点検が相次いでいる。ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、ホンダ、ブリヂストンなど、業種の異なる企業が工場の稼働を止め、建物や生産設備の被害確認を進めている。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングは29日、熊本県菊陽町の熊本テクノロジーセンターについて、地震発生直後の28日から生産活動を停止していると発表した。建屋やファシリティーの被害状況を確認しており、生産再開時期は未定としている。従業員の人的被害は確認されていない。

長崎県、大分県、鹿児島県の各生産拠点では、建屋やファシリティーに大きな被害はなく、勤務していた従業員の人的被害も確認されていないとしている。熊本テクノロジーセンターはCMOSイメージセンサーを生産する拠点で、2016年の熊本地震でも被災した経緯がある。今回の停止が製品供給に及ぼす影響については明らかにしていない。

化粧品や医薬品を製造・販売する再春館製薬所(熊本県益城町)では、本社や工場、コールセンターに勤務していた従業員が避難したと報じられている。建物の被害や負傷者の有無は確認中とされ、工場の生産状況も現時点で明らかになっていない。

ホンダの熊本製作所(熊本県大津町)では、地震発生時に作動したスプリンクラーの影響で、一部で漏水や浸水が発生した。人的被害は確認されておらず、同社は29日午後3時ごろまで工場の稼働を停止し、その後の対応を設備の確認状況などを踏まえて判断するとしている。同製作所は、国内におけるホンダの二輪車やパワープロダクツの主要生産拠点となっている。

ブリヂストンの熊本工場(熊本県玉名市)も、安全確認のため生産を停止した。人的、物的被害は確認されていないとされるが、具体的な再開時期は明らかにしていない。同工場では、建設機械向けの高圧ホースやゴムクローラーなどを生産している。

東京エレクトロン九州は、熊本県内の合志、大津両事業所について、建物や設備に大きな損害は確認されていないとした上で、29日の稼働を停止し、安全点検を実施している。稼働再開時には公表するとしている。

日本製紙の八代工場では煙突が崩落し、工場の稼働を停止している。工場内では複数の従業員らが閉じ込められたとの情報があり、消防や警察が救助活動を進めるとともに、同社が従業員の安否や設備の被害状況を確認している。

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