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北海道の貨物輸送、直近月は総じて前年割れ

2026年2月27日 (金)

行政・団体北海道運輸局が2月27日に公表した「北海道の運輸の動き」によると、鉄道や港湾、フェリー、国内航空など主要モードで前年同月を下回り、道内の貨物流動は弱含んだ。一方で宅配便の取扱個数と、外航コンテナおよび国際航空貨物は前年を上回り、分野間で明暗が分かれた。

鉄道(JR貨物、25年10月)の輸送量は23万2000トンで前年同月比4.7%減だった。対本州のJR貨物コンテナは38万3000トン(同2.7%減)で、上り(発送)21万トン、下り(到着)17万3000トンといずれも前年を下回った。幹線輸送のボリュームが伸び悩み、道内発着貨物の勢いは鈍い。

トラック輸送では、特別積合貨物(25年9月)の輸送量が10万7314トン(3.3%減)と減少した一方、宅配貨物の取扱量は389万7245個(4.8%増)と増加した。小口需要は底堅いが、一般貨物は1684万6000トン(10.8%減)と落ち込みが大きく、荷動きの弱さが数字に表れた。トラックターミナルの取扱量は6万4830トン(0.6%増)で、おおむね横ばい圏にとどまった。

港湾運送(25年10月)は合計680万4000フレートトンで4.4%減となった。内航は471万8000フレートトン(0.1%減)とほぼ前年並みだったが、外航が208万6000フレートトン(12.9%減)と大きく減り、全体を押し下げた。コンテナは内航計6868個(11.1%減)と減少した一方、外航計は8624個(125.9%増)と大幅に増加しており、貨種や航路によるばらつきが目立つ。

海上輸送(フェリー、25年10月)は海峡が1万9823台(7.1%減)、中・長距離が6万2207台(6.8%減)で、ともに前年割れとなった。道外とのトラック流動を支えるフェリー輸送も弱含み、陸海一体でみた物流量の回復は限定的だった。

航空は、国内貨物(25年10月)が1万4090トンで15.0%減と落ち込んだ。一方、国際貨物(25年10月、定期便・チャーター便と保税運送物を含む合計)は885.8トン(141.7%増)と大きく伸長した。国内線の減速が目立つ一方、国際の動きは強く、輸出入関連需要の影響が示唆される。

営業倉庫(直近の25年9月)では、普通倉庫の入庫高が8万898トン(7.1%減)と減少した一方、保管残高は16万6811トン(0.9%増)と微増し、在庫の高止まり傾向がうかがえる。貯蔵槽倉庫は入庫高32万5857トン(同16.1%増)、保管残高56万2786トン(3.9%減)で、入庫の弱さが続いた。

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