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トレイトン、25年受注7%増も減収減益

2026年3月4日 (水)

国際商用車大手トレイトン(ドイツ)は3月4日、2025年通期業績を発表した。販売台数の減少により売上高は前年比7%減の441億ユーロ、調整後営業利益は同36%減の28億ユーロとなり、減収減益となった。一方で受注は7%増の28万1300台と回復し、欧州では老朽車両の更新需要を背景に32%増と大きく伸びた。

販売台数は9%減の30万5500台。北米やブラジルでのトラック需要の鈍化が響いた。特に北米では貨物市場の不況に加え、米国の関税政策を巡る不透明感から顧客が発注を控える傾向が続いた。南米でもブラジル経済の減速が影響し、中・大型トラックの受注が落ち込んだ。一方、車両サービス事業は安定的に成長し、売上構成比は18%から21%へ上昇した。

ブランド別では、スカニアの売上高は179億ユーロと減少したが、欧州で受注が回復。マン・トラック&バスはバスや小型商用車の販売拡大により売上高141億ユーロと微増となった。北米のインターナショナルは需要低迷で売上高82億ユーロと大きく減少した。フォルクスワーゲン・トラック&バスは南米市場を中心にほぼ横ばいを維持した。

同社は電動化や車両共通プラットフォーム「TMS」の開発を進めており、マン・トラック&バスは電動大型トラックの量産を開始。スカニアは急速充電規格MCSを発表するなど電動化投資を拡大している。26年は販売台数と売上高とも前年比マイナス5%からプラス7%の範囲を見込む。営業利益率は5.3%から7.3%を予想し、米国の関税政策や地政学リスクが不確実要因になるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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