財務・人事フェデックス(米国)は19日、2026年2月期第3四半期決算を発表し、増収増益を確保するとともに通期見通しを上方修正した。売上高は240億ドルと前年同期の222億ドルから拡大し、営業利益は13億5000万ドル、最終利益は10億6000万ドルとなった。
業績は米国内や国際エクスプレスの単価上昇や、国内荷物量の増加が寄与した。加えて、ネットワーク再編などの構造改革によるコスト削減が進んだ。一方で、人件費上昇や外部輸送費の増加、航空機運用制約などが収益を圧迫した。
セグメント別では、主力のフェデックス・エクスプレスが収益性を改善した一方、フレート事業は分社化準備コストや出荷減の影響で減益となった。フレート事業は26年6月1日に分離・上場する計画で、すでに37億ドルの社債発行を完了している。
また、ポーランドの物流企業インポストの非公開化提案にも参画し、欧州EC(電子商取引)物流への関与を強める。取引は26年後半の完了を見込む。
通期では売上高成長率を前年比6.0-6.5%に引き上げ、EPSも従来予想を上回る水準に修正した。ネットワーク最適化やデジタル化の進展により、年間10億ドル超の恒久的コスト削減を見込む。
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