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水ing株を3社が一斉譲渡、インフロニアが買収

2026年4月15日 (水)

M&A水・環境プラント事業を手がける水ing(スイング、東京都港区)を巡り、主要株主である荏原製作所、日揮ホールディングス、三菱商事の3社は、保有株式を一斉に譲渡することを決定した。譲渡先はインフロニア・ホールディングスで、7月1日の実行を予定する。3社はいずれも持株を全て手放す方針で、従来の均等出資体制は解消される見通しだ。

水ingは1977年設立。上下水道や工業用水などの水処理施設について、運転・維持管理から設計・施工、薬品事業までを一体で展開する。近年は施設の老朽化に伴う更新需要の拡大を背景に業績は伸長し、2025年3月期は売上高829億円、営業利益68億円と増収増益を確保している。

国内では水道や下水道などの公共インフラについて、従来の公営主体から民間事業者が運営・維持管理に加え更新投資まで担う仕組みを指す「ウォーターPPP」の導入拡大が進み、運営と更新を一体で担う官民連携モデルへの移行が本格化している。これにより、従来の設備供給や個別運営にとどまらず、中長期視点での資産管理や投資判断を含めた統合的な事業運営能力が求められている。

3社はこうした環境変化を踏まえ、水ingの企業価値向上にはインフラ運営に強みを持つ主体への集約が適切と判断したとみられる。インフロニアは建設とインフラ運営を中核とするグループで、連結資産は1兆4500億円規模。水分野の取り込みにより、運営型ビジネスの拡張とストック型収益の強化を図る構えだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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