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中国の輸出規制強化に警鐘、欧州商会がレポ

2026年4月17日 (金)

調査・データ中国欧州商会(ヨーロピアン・チェンバー)は14日、中国の輸出管理制度の拡大について分析したレポートを公表し、戦略物資の供給を左右する新たなリスクとして警鐘を鳴らした。輸出規制は本来、兵器拡散防止を目的とするが、近年は米国に続き中国も通商戦略の手段として活用を強めており、グローバルサプライチェーンへの影響が顕在化している。

特に2025年は米中対立の激化に伴い、関税措置と並行して輸出規制が強化された。中国によるレアアース(希土類)への規制は欧州企業の調達に直接影響し、供給網の混乱や収益悪化を招いた。輸出許可の取得には数か月を要するケースも多く、企業活動の不確実性が長期化している。

中国政府は25年10月、レアアースに加え、リチウムイオン電池技術や超硬材料、関連設備など対象範囲の拡大を発表。域外適用を含む規制強化の動きも示した。これらの措置は米国との合意により26年11月まで一時停止されているが、再発動となれば国際物流網への影響は避けられないとみられる。

レポートは、輸出管理の透明性向上や許認可プロセスの効率化が短期的な課題としつつ、制度そのものの拡張が中長期的な事業リスクになると指摘している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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