調査・データ東京商工リサーチ(TSR、東京都千代田区)は20日、2025年度に「不適切な会計・経理」を開示した上場企業は35社・41件と大幅に減少したと発表した。社数・件数ともに4年ぶりに前年を下回り、開示企業数は13年ぶりに40社を下回った。
内容別では、経理や会計処理ミスなどの「誤り」が26件(構成比63.4%)で最多。次いで着服横領が8件(同19.5%)、架空売上の計上などの「粉飾」が7件(17.0%)だった。
市場別では東証プライムが13社で最多。業種別では製造業が11社で最も多く、減損処理の不備や売上計上時期の誤りが目立った。
一方で深刻な不正も相次いだ。KDDIは子会社2社の広告代理事業で売上の99.7%が架空取引だったことが判明。エアウォーターはグループ37社で不適切会計が発覚し、経営トップの関与も明らかになった。ニデックも多岐にわたる拠点で不適切会計が判明した。
製造業やサプライチェーンに関わる企業でのガバナンス(企業統治)の機能不全は、取引先や物流事業者にも影響を及ぼしかねない。監査法人に依存しない社内監査体制の構築が急務となっている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。





























