フード昭和産業は22日、ベトナム子会社の開業披露式典をホーチミン市で開催し、現地生産の天ぷら粉を発表した。現地のフーミー3工業団地に新工場を設け、プレミックス製品の製造・販売を担う。人口増加や外食市場の拡大を背景に、日本品質の食品原料需要が高まっていることから、現地生産による供給体制を構築した。
新たに発表した「SHOWA TEMPURA Batter Mix」は、同社が60年以上培ってきた粉体技術を活用し、ベトナム市場向けに開発し、初めて現地製造するプレミックス製品。現地の嗜好に合わせ、黄色味のある外観とサクサクした食感を実現した点が特徴で、外食向け業務用を中心に展開する。会場では調理デモンストレーションや試食も行われ、製品の品質を訴求した。

▲開業披露式典での鏡開きの様子(出所:昭和産業)
今後は同拠点を起点にベトナム国内での販売を強化するとともに、ASEANやグローバル市場への展開も視野に入れる。現地開発力と日本の品質管理ノウハウを融合し、多様な食文化に対応した製品開発を進めることで、食品サプライチェーンの高度化につなげる。
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