調査・データ名古屋税関が23日発表した2026年3月の貿易概況(速報)によると、輸出額は1479億円で前年同月比17.2%増となり、8か月連続で増加した。半導体等電子部品や原動機、電気計測機器の伸びが全体を押し上げた。一方、輸入額は1642億円で同50.9%増と大幅に拡大し、34か月連続の増加となった。差引額は163億円の輸入超過となった。
輸出品目では、半導体等電子部品が184億円(81.1%増)、原動機が96億円(41.5%増)、電気計測機器が80億円(43.3%増)と増加した。一方、自動車の部分品や事務用機器、ポンプ及び遠心分離機は減少した。
輸入では、半導体等電子部品が271億円(96.3%増)、原動機が358億円(45.6%増)、有機化合物が63億円(317.6%増)と大きく伸長。自動車の部分品やポンプ及び遠心分離機、加熱用・冷却用機器は減少したものの、増加品目の寄与が上回った。
地域別では、輸出はアジアやEU向けが増加する一方、米国向けは減少した。輸入はアジア、米国、EUのいずれも増加した。為替は1ドル156.60円と前年同月比7.05円の円安となり、輸出入双方に影響を与えた。半導体関連や機械分野の需要が輸出入をけん引する一方、輸入の伸びが輸出を上回り、貿易収支は輸入超過が続いている。
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