拠点・施設自動運転トラックの開発を手がけるT2(東京都千代田区)は24日、レベル4自動運転による幹線輸送の実現に向け、高速道路での無人運転と一般道での有人運転を切り替える拠点「トランスゲート」を神奈川県綾瀬市と兵庫県神戸市に設置したと発表した。物流事業者として国内初の取り組みで、実運用を前提としたオペレーション構築を本格化させる。

▲トランスゲート綾瀬(出所: T2)
今回整備した「トランスゲート綾瀬」は東名高速道路・綾瀬スマートインターチェンジ(IC)近接地に、「トランスゲート神戸西」は山陽自動車道・神戸西IC近接地に立地する。いずれも高速道路と物流拠点を結ぶ結節点として機能し、ドライバーの乗降や車両切り替えを行う。綾瀬は最大6台、神戸西は最大7台のトラック受け入れが可能で、待機スペースも備える。

▲トランスゲート綾瀬内の待機スペース(出所: T2)
自動運転トラックのレベル4運用では、高速道路は無人、IC以降の一般道は有人での走行が想定されており、その切り替えを担う拠点整備が不可欠となる。T2はすでにレベル2による商用運行を関東-関西間で展開しており、3月には500キロの高速道路区間をハンドル操作なしで走破する実証にも成功している。
今後は料金所通過や一般道走行といった高難度領域の技術開発を進めるとともに、トランスゲートを軸とした輸送オペレーションの確立を図る。27年度のレベル4サービス実現に向け、インフラと運用の両面での整備が加速する見通しだ。
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