荷主パワーエックスは24日、同社の蓄電システムを採用した地域マイクログリッド2事業が運用を開始したと発表した。
対象は岩手県金ケ崎町と静岡市での2事業で、いずれも太陽光発電と蓄電システムを組み合わせ、平常時の再生可能エネルギー活用と災害時の自立電力供給を両立する。金ケ崎町ではトヨタ自動車東日本の工場内に蓄電容量2742キロワットアワーの大型蓄電システム1台を導入し、災害時には防災拠点や避難所などへ3日以上の電力供給が可能とする。静岡市の清水港日の出地区では、物流施設の屋根に設置した太陽光発電と蓄電システム2台(合計5484キロワット時)を活用し、地域内での電力の地産地消と停電時の独立電源化を図る。

▲岩手工場に設置の太陽光発電設備と蓄電システム(出所:パワーエクス)
両事業は経済産業省の分散型エネルギー導入支援事業に採択されており、物流施設を含む地域インフラと連動したエネルギー供給モデルとして位置づけられる。物流拠点は電力需要が大きく、災害時の事業継続の観点からも安定電源の確保が課題となっている。
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