財務・人事豊田自動織機が28日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が4兆3695億円(前年比7.0%増)と増収を確保した一方、営業利益は1370億2300万円(同38.2%減)と大幅減益となった。エンジン認証関連費用や人件費、研究開発費の増加が収益を圧迫した。
産業車両セグメントでは、市場は中国を中心に拡大が続いたものの、主力のフォークリフトが欧州や中国で減少した影響を受けた。一方で、物流ソリューション事業が伸長し、売上高は3兆430億円(9%増)と拡大した。ただし、コスト増の影響により営業利益は1135億700万円(32%減)と減益となった。
同社の産業車両事業は、フォークリフトや自動倉庫、物流システムを含む総合ソリューションへと軸足を移しており、単体機器販売からシステム提供への転換が進む。市場は拡大基調にあるものの、コスト構造の変化や地域別需要のばらつきが収益性に影響を及ぼしている。
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