荷主JISDA(東京都千代田区)は30日、米国の調達支援企業ClearProcと連携し、国産ドローン関連部品の米国市場展開に向けた調達・コンプライアンス基盤の構築に着手したと発表した。
今回の連携では、日本企業が開発・製造した部品情報を、米国の調達要件や法令に適合する形で整理・可視化し、現地バイヤーやサプライヤーとの接続を促進するプラットフォームを構築する。防衛や無人機分野で重要視されるNDAA、ITAR、EARなどの規制への対応を前提に、日米間のサプライチェーン接続の強化を図る。
背景には、無人機分野において性能だけでなく、継続供給や法令適合性、サプライチェーンの透明性が重視されていることがある。一方、日本の製造業は高品質な部品や加工技術を有しながらも、海外市場の制度や商流との接続が課題となっており、販路拡大を阻む要因となっていた。
両社は、日本部品の調達プラットフォーム構築に加え、コンプライアンス確認の高度化やサプライチェーンの透明性向上にも取り組む。また、代替部品の探索や継続供給体制の確立など、運用面を含めた実装モデルの検討も進める。
防衛・ドローン分野では、迅速な部品調達と安定供給が重要であり、今回の取り組みは物流・調達機能の高度化につながる。日米間での部品供給網の強化により、調達効率の向上とリスク分散を図る新たなモデル構築が期待される。
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