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コグネックス、NVIDIA搭載AIビジョン検査装置

2026年5月1日 (金)

サービス・商品マシンビジョン大手のコグネックス(米国)は4月30日、エヌビディア(同)のコンピューティングボード「NVIDIA Jetson」を搭載した新型「In-Sight 6900 Vision Controller」を発表した。エッジ環境で高度なAI(人工知能)処理を実行できるビジョンコントローラーで、外部PCや分散システムに依存せず、高負荷な製造・検査用途への対応を可能にする。

新製品はモジュール式アーキテクチャーを採用し、カメラやレンズ、照明を用途に応じて柔軟に組み合わせることができる。従来の固定構成型システムの制約を解消し、製造ラインごとの検査要件に応じた最適化が可能となる。AI機能ではTransformerベースの分類モデルを採用し、10-20枚程度の少量データで学習できる点が特徴。導入期間の短縮と現場での適用拡大を狙う。

また、ピクセル単位のセグメンテーション機能により、外観ばらつきの大きい製品や複雑な表面の欠陥検出にも対応する。これにより、従来のルールベース検査では難しかった不良検知の精度向上が期待される。

性能面では最大157TOPSのAI処理能力を備え、複数の高解像度モデルを並列実行できる。NVIDIA TensorRTとの統合により、マイクロ秒単位のリアルタイム推論を実現し、高速生産ラインでの同期制御にも対応する。AI処理をエッジ側に集約することで、ネットワーク遅延やシステム構成の複雑化を抑制する狙いもある。

同製品はコグネックスのAIプラットフォーム「OneVision」と連携し、複数拠点の検査モデルを一元管理・展開できる。これにより、グローバルでの品質基準の統一や改善サイクルの高速化を支援する。

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