荷主ブラザー工業は7日、名古屋市港区の工場敷地内で建設を進めていた新倉庫「港第2倉庫」が完成し、同日から稼働を開始したと発表した。延床面積は1万6000平方メートルで、3階建て。総事業費は50億円を投じた。あわせて、物流子会社ブラザーロジテック(名古屋市港区)の本社機能も同施設へ移管する。

▲港第2倉庫の外観(出所:ブラザー工業)
新倉庫は製品や部品の保管機能に加え、オフィス機能を備える。ブラザーグループは2030年に向けたグループビジョン「At your side 2030」で、産業機器や産業用印刷機器など産業用領域を重点分野に位置付けており、事業拡大に伴う保管需要の増加に対応する。
一方で、既存の工場棟を活用していた倉庫機能では老朽化が進んでいたほか、立地する港湾エリアが海抜の低い地域であり、津波など水害リスクへの対応も課題となっていた。新倉庫では、津波想定高を踏まえ、床面を想定浸水高より80センチ高い位置に設定するなどBCP対策を講じた。
また、屋上には太陽光パネルの設置を予定しており、再生可能エネルギーの活用によるCO2排出量削減も進める。2022年に完成した「港第1倉庫」と同じ敷地内で運用することで、物流機能の集約と効率化を図る考えだ。
ブラザーロジテックの本社機能移管も含め、グループ全体の国内物流オペレーションを再編する形となり、災害対応力と物流効率の両立を目指す。
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