財務・人事大運が14日に発表した2026年3月期非連結決算は、売上高が前期比6.2%増の92億1100万円、営業利益が42.6%増の3億4700万円、最終利益が24.2%増の3億3400万円だった。円安や資源・エネルギー価格高騰など外部環境の不透明感が続くなか、新規顧客の獲得と既存顧客の深耕を進め、国際一貫輸送の受注拡大を図った。輸入貨物の受注が堅調だったことも増収に寄与した。
全営業収入の98.1%を占める港湾運送事業は、売上高が6.8%増の90億4400万円、セグメント利益が18.1%増の6億9000万円だった。主要取引先の受注が堅調に推移したことが業績を押し上げた。港湾運送、輸出入、近海輸送、港湾荷役、倉庫を含む同事業の収益改善が、全体の増益を支えた。
一方、自動車運送事業は売上高が17.8%減の1億6200万円、セグメント損失が1100万円となった。前期も1300万円の損失で、赤字幅はやや縮小したが、燃料費など諸コストの高騰が重荷となり、収益面では厳しい状況が続いている。
27年3月期は、売上高を2.0%増の94億円、営業利益を0.8%増の3億5000万円、最終利益を1.6%増の3億4000万円と見込む。ウクライナ情勢や中東情勢、原油価格、物価高によるコスト増が輸出入需要やサプライチェーンに影響する可能性があるとしており、固定費削減や業務効率化、高付加価値・高収益型のSCM(サプライチェーン・マネジメント)構築を進める。
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