環境・CSR三菱マテリアルは20日、チリの高等技術専門学校「Duoc UC」で、学生を対象に金属リサイクルに関する講演とワークショップを実施したと発表した。使用済み電気・電子機器(WEEE)のリサイクルを巡る制度整備が進むチリで、資源循環への理解を広げ、回収行動につなげる狙いだ。

(出所:三菱マテリアル)
チリでは、廃棄物管理と拡大生産者責任(REP)に関する法律「Ley No.20.920」の電気・電子機器分野が5月7日に公表された。これにより、電気・電子機器を販売する企業には、製品の回収やリサイクルの責任が段階的に課されることになる。制度対応が進むなか、WEEEから銅などの有価金属を回収し、再資源化する仕組みの重要性が高まっている。
三菱マテリアルは2024年から、Duoc UCや現地リサイクラーと連携し、使用済み電気・電子機器の回収に向けた取り組みを進めてきた。回収コンテナの製作費用を寄付し、キャンパス内や市内に設置することで、回収インフラ整備と学生向けの啓発活動を組み合わせている。
今回の講演には、Duoc UCの学生約200人のほか、在チリ日本大使館やチリ環境省の関係者も出席した。講演では、金属資源には限りがあること、使用済み電気・電子機器から有価金属を取り出して再利用できること、その前提として分別や回収への協力が欠かせないことを説明した。
ワークショップでは、「チリ国内に金属リサイクル文化を醸成するために、日常的にどのような行動を意識すべきか」をテーマに学生が意見交換した。参加者からは、使用済み電気・電子機器を適切に分別し、回収に出す意識を高める必要があるとの意見が出た。
当日は学生に使用済み電気・電子機器の持参を呼びかけ、持ち込まれた機器と引き換えに記念品を配布。回収品はチリ国内のリサイクラーを経由し、同社の直島製錬所(香川県)で有価金属の回収と再資源化を行う予定だ。
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