調査・データツナググループ・ホールディングス傘下の調査研究機関・ツナグ働き方研究所は29日、2026年3月度の「スポットワークマーケットデータレポート」を公表した。短時間・単発で働くスポットワークの求人倍率は4.33倍となり、前月から1.06ポイント、前年同月から1.84ポイント上昇した。22か月連続で前年同月を上回っており、必要な時に人員を確保する短期人材需要の強さが続いている。
物流関連では、倉庫内・軽作業のワーク数が1万7735件となり、前月比43.0%増、前年同月比19.6%増だった。春先の物量変動や繁忙対応を背景に、倉庫現場でスポット人材を活用する動きが広がっている。一方、運送・ドライバーは3207件で、前月比51.3%増と大きく伸びたものの、前年同月比では31.9%減となった。単月では回復感があるが、前年水準との比較では求人出稿数が下回った。
職種別の求人倍率は、倉庫内・軽作業が2.63倍、運送・ドライバーが7.08倍だった。特に運送・ドライバーは主要職種の中でも高い水準にあり、求人数が前年を下回る中でも応募者確保の難しさが残る。平均時給は全国平均で1247円。主要職種別では、倉庫内・軽作業が1287円、運送・ドライバーが1308円となり、運送・ドライバーが最も高かった。
同レポートは、単発バイト求人サイト「ショットワークス」「ショットワークスコンビニ」のデータをもとに集計した。物流現場では、倉庫作業でスポット人材の活用が広がる一方、運送・ドライバーでは求人倍率の高さが続いており、職種ごとに需給の濃淡が表れている。
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