サービス・商品I-レジリエンス(東京都中央区)は6月1日、降雹リスクを最長39時間前から段階的に通知する「ロングリードタイム降雹アラート情報」の提供を開始したと発表した。物流停滞や車両被害などへの事前対応を支援し、防災・減災分野のDX推進を図る。
近年、激甚化する気象災害のなかでも、降雹(ひょう)による車両損傷や物流への影響は深刻化している。特に物流業界では、輸送車両や完成車ヤードへの被害に加え、輸送遅延や作業停止によるサプライチェーンへの波及が課題となっている。
新サービスは、気象庁が提供する複数の予測情報を独自解析し、「タイムブレンドマッシュアップ」と呼ぶ独自手法で統合する。従来の降雹予測では発生直前の短時間予測が中心だったが、同サービスでは「39時間前の大まかな心構え」「12時間前の注意喚起」「1-3時間前の事前準備」の3段階で通知することで、現場の段階的な防災行動を可能にした。
物流分野では、自動車輸送や完成車物流などでの活用を想定する。例えば、39時間前の通知を受けて輸送計画や人員配置を見直し、直前の高精度アラートで輸送ルート変更や車両退避を実施することで、被害低減を図る。
通知はメール配信だけでなく、地図上での可視化情報も提供する。スマートフォンのGPSを活用したプッシュ通知や、関係部署への同時配信にも対応し、企業全体での迅速な情報共有を可能とした。
同社は、自動車産業、農業、インフラ施設管理など幅広い業種での利用を見込む。太陽光パネルの保護対策や建設現場での作業中断判断、農作物や家畜の保護対策などにも活用できるとしている。
I-レジリエンスは、防災科学技術研究所と東京海上ホールディングスを含む民間企業4社の合同出資で設立された防災DX(デジタルトランスフォーメーション)企業で、防災情報サービスプラットフォーム「IRIN」を活用したソリューション展開を進めている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。





























