荷主三井不動産は2日、KDDIスマートドローン(東京都千代田区)と共同で、狭小空間専用ドローン「IBIS2」を活用したオフィスビル設備点検の実証を行ったと発表した。対象は同社管理の「飯田橋グラン・ブルーム」で、地下水槽や空調ダクト、高圧電気室など狭所・暗所・高所での点検業務を検証した。

▲ダクト内部を飛行する様子(出所:三井不動産)
実証では、作業員が立ち入りにくい設備内部をドローンで飛行・撮影し、漏水や設備の汚れ・損傷の有無を映像で確認した。従来は脚立や仮設足場の設置、水槽の水抜きなど付帯作業が必要だったが、遠隔撮影により準備工数を一部削減できる可能性を確認したという。また、高所作業や閉所作業の代替・補完により、作業員の安全性向上につながる可能性も示した。
使用機体はLiberaware(リベラウェア、千葉市中央区)製の狭小空間専用ドローン「IBIS2」。両社は2025年にも高層ビル屋上で災害時の情報収集を想定したドローン実証を行っており、今回は保守・メンテナンス領域へ活用範囲を広げた。
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