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CMA CGM大型LNG船、シンガポール初寄港

2026年6月3日 (水)

国際CMA CGM(フランス)は1日、LNG(液化天然ガス)燃料コンテナ船「CMA CGM NOTRE DAME」がシンガポールに初寄港したと発表した。フランス船籍として最大級となる2万4212TEU型船で、アジアと欧州を結ぶ基幹航路「フレンチ・アジア・ライン(FAL)」に投入する。7月2日にはフランス・ル・アーブルで命名式を行う予定。

同船は全長400メートル、全幅62メートル、高さ75メートルで、2026年から28年にかけて投入するフランス船籍LNG燃料船10隻シリーズの第1船。中国・上海で初航海を開始後、シンガポールを経由し、ル・アーブル、ロッテルダム、ハンブルクなどを巡る102日間のローテーションで運航する。

▲シンガポールに初寄港したLNG燃料コンテナ船「CMA CGM NOTRE DAME」(出所:CMA CGM)

船内には1万8600立方メートルのLNGタンクを搭載し、従来燃料に比べ温室効果ガス(GHG)排出量を抑制する。空気抵抗を低減する風防システムや、AI(人工知能)を活用した航路最適化機能も導入した。冷凍コンテナ1600本分の電源設備を備え、エネルギー管理システムによる消費電力最適化も図る。

また、船体寸法を変えずに積載能力を280TEU拡大した。操船ブリッジは完全デジタル化し、拡張現実(AR)を活用した航海支援や360度可視化機能を採用。AIが航路最適化や速度調整、エネルギー消費管理を支援し、マルセイユ、マイアミ、シンガポールの運航管理拠点と連携して安全運航を支える。

CMA CGMグループは2050年までのネットゼロカーボン実現を掲げており、次世代燃料船の導入を通じて海運の脱炭素化を進める。

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