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川崎汽船、ノーザン・ライツ向けCO2船受注

2026年6月3日 (水)

ロジスティクス川崎汽船は3日、マレーシアのMISCベルハドと共同で、ノーザン・ライツ向け新造1万2000立方メートル型液化CO2輸送船1隻の定期傭船契約を受注したと発表した。建造は中国の大連船舶海洋工程で行う予定。2026年1月に受注した同型船1隻に続く契約となる。

新造船2隻はいずれも欧州域内における国境を越えたCO2輸送に従事する計画。ノーザン・ライツは、エクイノール、シェル、トタル・エナジーズの3社が共同出資するCCS(CO2回収・貯留)事業会社で、産業拠点から回収したCO2を海底へ恒久貯留するサービスを展開している。2025年から年間150万トンのCO2輸送・貯留能力で本格稼働しており、28年後半には年間500万トン超へ拡張する予定。

川崎汽船は既にノーザン・ライツ向け7500立方メートル型液化CO2輸送船3隻の運航管理も担っている。MISCベルハドとの協業を通じ、ノーザン・ライツとの連携を強化し、欧州での脱炭素化推進に貢献する。

欧州では脱炭素政策の進展に伴い、CO2輸送インフラ整備が加速している。CCSでは回収したCO2を発生源から貯留地点まで安定輸送する体制構築が重要となっており、液化CO2輸送船需要の拡大が見込まれている。

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