サービス・商品3DCG技術を産業分野向けにも展開するシリコンスタジオ(東京都渋谷区)は5日、電通総研が企画・開発するドライビングシミュレーター拠点「VDX Studio」向けに、3Dコンテンツ制作を支援したと発表した。ゲームエンジン「Unreal Engine」を活用し、リアルタイム3DCGによる走行環境の再現や可視化技術を提供した。

▲「VDX Studio」で首都高速都心環状線の走行環境を再現(出所:シリコンスタジオ)
支援内容は、首都高速都心環状線などの高精度な走行環境データの制作、標識・路面・建築物を含む都市景観の3D再現、国土交通省が進める3D都市モデル整備プロジェクト「PLATEAU」を活用した都市データ連携技術の開発など。路面プロファイルから3D道路を生成する仕組みの構築や、Unreal Engine上での描画負荷解析、パフォーマンス最適化、大型多面ディスプレイ環境での映像同期技術の検証も担った。
自動車・モビリティー領域では、車両完成前に運動性能や操作感を評価するため、デジタルツインや運転シミュレーションの活用が広がっている。電通総研は、映像・音・振動を統合した評価施設「VDX Studio」を2022年に開設しており、今回の技術支援により、映像品質と処理性能の両立を図った。

▲VDX Studio向けに開発・納品した首都高速都心環状線の走行環境(出所:シリコンスタジオ)
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