国際港湾大手HHLA(ドイツ)は15日、ハンブルクの世界遺産シュパイヒャーシュタット地区で進める歴史的倉庫群「ブロックV」再開発プロジェクトにおいて、国際的なコンサルティング・監査法人ベーカーティリー(英国)が初のテナントとして入居すると発表した。ベーカーティリーは4500平方メートルを賃借し、2028年にハンブルク拠点を移転する予定だ。
ブロックVは、シュパイヒャーシュタット地区の構造的・機能的再生事業の一環であり、HHLAの不動産部門が手掛ける同地区最大規模の改修プロジェクトとなる。ユネスコ世界遺産に登録されている歴史的な赤レンガ倉庫群を保存しながら、現代的なオフィス機能を導入し、新たな職場環境の創出を進めている。

(出所:HHLA)
HHLAの不動産部門は1885年のシュパイヒャーシュタット建設以来、この歴史的建造物群の管理を担ってきた。現在は港湾地区や物流施設なども含めた不動産ポートフォリオを運営しており、歴史的建築物の保存と持続可能な開発を推進している。
ベーカーティリーはドイツ国内10拠点で1740人を擁する独立系コンサルティング企業で、ハンブルクの事業拠点をシュパイヒャーシュタット地区の新オフィスへ移転する。同社は歴史的な倉庫街と現代的な職場環境が融合した点を評価し、入居を決定した。
シュパイヒャーシュタット地区は19世紀末に建設され、かつて世界最大の倉庫群として発展した。現在は歴史的景観を維持しながら再生が進められており、オフィスや文化施設など多様な用途を取り込んでいる。
今回の大型賃貸契約は、歴史的建造物の保存と現代的な活用を両立する再生事業の重要な節目となる。HHLAは今後もシュパイヒャーシュタット地区の持続的な発展を進めていく。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。





























