調査・データJR貨物が18日発表した2026年5月の輸送実績は、コンテナと車扱の合計で187万6000トンとなり、前年同月比6.9%減だった。国内景気は一部で緩やかな回復が見られるものの、中東情勢を巡る不透明感や原油価格高騰に伴う物価上昇で個人消費が弱含み、農産品・青果物や紙・パルプなどの減送が響いた。
コンテナは138万1000トンで同8.9%減。エコ関連物資は中央新幹線建設工事に伴う発生土の減少で63.6%減となった。農産品・青果物は前年に備蓄米の出荷があった反動で20.0%減、紙・パルプは一部顧客の生産計画変更により9.5%減となった。積み合わせ貨物は3.5%減、食料工業品は4.7%減だった。一方、自動車部品は4.5%増、化学工業品はほぼ前年並みだった。
車扱は49万5000トンで0.9%減。石油は重油価格の高騰で需要が伸びず、1.8%減となった。セメント・石灰石は7.0%増だったが、車扱全体では前年をわずかに下回った。
年度累計では、コンテナと車扱の合計が405万7000トンで前年同期比5.3%減。コンテナは292万7000トンで同7.5%減、車扱は113万トンで1.0%増だった。
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